シモツケ つぼみも葉っぱも丸坊主?どうして?

シモツケアオムシ
シモツケ丸坊主

シモツケがつぼみを付けて、もうそろそろ花が咲きそうって時期に、「???丸坊主!」「どうして?」葉っぱも、つぼみもなくなっている。

だれの仕業か?

丸坊主のシモツケをじっと見ていると、モゾモゾ動く何かが。
原因はこれ。これが大量発生して葉っぱもつぼみも食べてしますのです。シモツケアオムシ。ハバチの幼虫です。ハチといってもミツバチとかアシナガバチとかとは違って、小さな蛾みたいな形をしています。刺したりとかはしません。3センチほどの羽根が黒い三角形の虫です。

シモツケアオムシの駆除方法


シモツケアオムシが発生してしまったら、
①手でつまんで取る。
②薬剤で処理する。
薬剤は殺虫剤であれば何でも効きます。スミチオン乳剤やトレボン乳剤などがよいと思います。それがなければキンチョールとかでも効きます。

予防のしかた

発生前に予防するには、つぼみを付ける時期より前に、スミチオン乳剤やトレボン乳剤に展着剤をまぜて散布すると、発生が抑えられます。
ここで、プロの植木屋の散布のコツをお教えします。葉っぱの裏側に薬剤がかかるように噴霧することです。アオムシや毛虫は小さいうちは葉っぱの裏側に集団でいる習性があるからです。産卵された卵も葉っぱの裏側にあります。これらに薬剤をかけることがコツです。また、トレボンなどの薬剤は、虫に直接かかって効果があり、また、薬のかかった葉っぱを食べることで効果があります。

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